先日
心斎橋のミーティングに行く途中
少し早く心斎橋に着いたので
「Standard bookstore」に寄った
そこで
興味的な本が置いてあったので
立ち読み
(ここの本屋立ち読みOK)
数秒で心惹かれたので
すぐに
材料屋さん
(フユヒロ金森さん)
に注文
それがこれこれ
本の冒頭で
このようなことを
山下さんは書かれていた
「本を作りませんか?」
髪書房からのオファーがあったとき
僕は何度も先送りしてきました
本を作る時期じゃないな〜と思ったりしたから
でも、やることにしました
それは
僕が、ハタから、いろいろ簡単にやっているように
誤解されているのを感じていたから
本当はコツコツ地味にやっているのに(笑)
そのコツコツを見せたかったと言うのが理由のひとつ
この冒頭の文面で
「やっぱりか」
って思った
すごい人は
すごいことを
間違いなく
誰よりも努力している
何もしないで
のし上がることなんて出来るはずがない
「心を動かせ」
「身体を動かせ」
「手を動かせ!」
技術は練習で上達するけど
感覚やセンスを磨くのは難しいとよく耳にする
けれど山下氏やそのスタッフ達を見ていると
果たして本当にそうだろうか?
と自然と疑問がわく。
それは入社当初はあか抜けなかったスタッフが
山下氏と過ごす数年の間に、彼ら自身も
そして彼らが作るスタイルもぐんとあか抜けるからだ。
僕は、感覚やセンスって、鍛えることができると
思ってる。こう言うと「美的センスを高めるために
美術館に行きましょうと、ウチのサロンでは指導しています」
なんて言う人がいるけど
それってどうなのかな?
っていつも思うんだ
もちろん、美しい絵画作品を見て
感動することはいいことだと思う。
でも、「絵が上手に書ける本」を
読んだだけで絵が上手になるわけないよね
実際に手を動かして絵を描かないと
絵は上手にならない
それと同じで
美術館に行って
素晴らしい作品を見ただけじゃ自分の本物の力には
ならないんじゃないかな?
って思うんだよね。なのに、みんなどこかでそんな単純なことを忘れちゃう」
最近の子達は練習しない
とか
最近の子は成長が遅いとか
いろんな美容師さんの集まりで聞くけど
本当にそうなのだろうか
不思議に感じる
この作品もNYNYの1年生・2年生の作品だ
俺達が1年目・2年目の時に比べたら
べらぼ〜〜〜にうまい
少しの可能性を広げるだけで
上達する
個人のせいにするのは
本当に
微妙なことである
入社して1年して
何の技術が出来ているのか
上の人達は
そこに責任を感じているのか
本当に大切なことである
少し前の本やけど
中身が最高に充実した本でした
読んでない美容師さんは是非読んでください
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