生い立ち...そのニィ

そんなこんなで

美容学校に進学...

ホントにこれでよかったのか?

右も左もわからない業界

イキナリ

ウィッグやロッドを配られて

なんかよくわからない?


美容学校は単位制なので

本気でワインディングせんと

卒業出来へんみたいやし

なんか理解もできへんし

正直バリおもんない...

でも

美容学校の友達は

オモロイ奴ばかりで...

最高やったなぁ


毎日学校行くのが楽しかった

小学校も中学校も高校も

勉強は、ホンマにホンマに

嫌いやったけど

別に学校に行くのはイヤじゃなかった


いつもいつも近くに

気の合う友達がいたから

(気の合うって思ってんのはお前だけ)

(俺とおまえ友達ちゃうで知り合いやで)

(って、いつも言われる)

そんなこんなで

当時の美容学校は

1年制で

「アッ!」と言う間に


就活やった...

俺の元に就活の話があったのは

10月頃やった

クラスの中で意識の高い子らは

東京の

SHIMA

SASHU

IMAII

Hair Demension

大阪やと

K.C.

Fiber Zoom

WHITE HOUSE

Hair's Gallery

などなど

クラスのみんなは

そこへ行くとか...

行けへんとか...

入れるかな...

とか?

みんな理想と夢を語って

みんな盛り上がってたわ

っまぁー俺は

これといって、別に行きたいとこも無かった

行きたいとこ無かったってよりも

知らんすぎて興味なかった

そんなある日

担任の先生から、美容室の紹介を受けた

現代で思うと10月の就活って

遅いと思うけど

当時は、10月でも早い方やった

関西の高級ホテルに

多数の美容室を手がけている

会社を紹介された

ハッキリ言って当時は何もわからん状態

町のパーマ屋ぐらいで

ええわ

って思ってたから

そんな高級ホテルとかって

ドォーなんやろ?

って思ってた

若い先生とかに

オレ「俺...そこ行った方がええんかな?」

って聞くと

若い先生「あそこは厳しいでぇー」

そう言う答えだった

でも担任の先生に聞くと

担任先生「こんなチャンスないよ!」

そんな感じやった

オカンにも一応相談した

オカン「高級ホテルぅ〜〜〜」

オカン「あんた、そこ受けやぁー」

ってそんな感じやった

っまぁーとりあえず

面接だけでも受けてみよかな

そんな気持ちやった

心の中では

「どぉーせオレなんて受からんやろし」

クラスの親友の中にも

同じ会社を受ける子が2人いて

1人は親友A君は俺と全く同じ考えの子で

っまぁーどっちでもええかぁー

みたいな子やった

もう一人は

親友Bで

是が非でも入りたそうやった

そして面接当日

面接の人数は

関西美容専門学校から

15名の集団面接

この中から受かれるのは

ほんのわずかだと言う情報があった

(当時の採用はサロン側に主導権が完全にあった)

その話を聞いた時に

「あ〜〜どうせ受からんわ!」

自分の中で落ちることが確定やった。

その時の面接の配置がこんな感じ


なんとも不幸である

別に順番とか決まっているわけでもないのに

受かりたいと思っている親友Bは

面接官から見えない場所にいる

その時の風景はこんな感じ


自分が喋る順番が来たら

壁からヒョコッと顔を出して


話をする感じだった

そして順番が終わると

消えてしまう...


おそらく親友Bは

こう思ったやろな...


でも俺自身は

一応バイトとか以外では

初めての面接やったので

真剣に面接を受けていた

人のことを構っている場合ではない

面接官「それでは面接を終わります」

そしてみんな立ち上がり

終了...

する予定だったが

最後に

面接官「何か質問ないですか?」

全員「...」

...

オレ「サロンに夢はありますか?」

誰も喋らない中

一言だけ質問をした...

心の中では

どぉーせオレなんか受からんし

そんな感じやったんで

意外と緊張せずに

質問出来た

面接官「...」

面接官が、おれの目をジーっと見て

ニヤリと笑った...

面接官「もう一度みなさん座りなさい」

そこから30分

面接官の話は続いた...

「あ〜〜質問するんや無かった...」

長っ!

面接の帰りにも

親友A・Bに

「何でおまえ質問すんねん

メッチャ長なったやんけ」

ってそう言われた...

そして数日後

ポストに一通の封筒が入っていた

宛名を見ると

面接を受けた会社だった

中を見ると

なんと!

合格!!!

ななななな!

頭の中で

ガァーン

って除夜の鐘が鳴った

まじかぁーーー

そんな感じだったのを覚えている

次の日の朝

学校の通学で電車に乗ると

親友Aが乗っていた

なんと偶然にも

親友Aも、そこの会社に合格していた

親友A「なぁーなぁーどうする?」

オレ「えっ...」

親友A「あの会社入社するんか?」

オレ「そぉーよなぁーーー」

ホンマに悩んでた

ええ会社なのも充分わかるが

ホンマに、そんな厳しいところで

こんな中途半端なオレが行って

通用するものなのか?

そんなこんなの話をしながら

学校に到着...

すると親友Bが教室に仁王立ちしていた

親友B「どないやった...」

言葉に力があったので

おおっ!

結局、仲良し3人で合格や!

って確信した...

オレ「受かってんけど、どぉーしよー

って親友A君と話しててん...」

その言葉を言った瞬間

親友B君の顔は

みるみる青くなり

その瞬間に

ハッ!

っと気づいた...


B君...落ちたんや...

っまぁー

その後から

結果発表などの話は

禁句で...

普段の風景に

出来るだけ持ってて行った

そんなこんなで

イロイロあったけど

また就職活動すんのも

大変やし...

とりあえず、そこの会社に決めた

この選択が正に

人生の運命の分かれ道やったな...

今思うと

・オカンが勧めた美容師への道

・担任の先生の勧めてくれた会社

・面接の時の席の配置

・面接官へ最後の質問

何か違えば

おそらく人生の歯車は

本当に大きく大きく

変わっていた!

チャンス...

それをモノに出来るのか

それをモノに出来ないのか

そして美容学校卒業...


そして就職へ...

そのサンへつづく...

Shohei Kozaki NYNY

株式会社ニューヨーク・ニューヨーク HairMake NYNY Chokipeta 京都(kyoto) 大阪(Osaka) 兵庫(Hyogo) 神戸(Kobe) 滋賀(Shiga) 取締役営業本部長 小崎昌平 Shohei Kozaki NYNY オウンドサイト(ownd Site)

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