沖縄に
せっかく来たので
会いたい人に
会いに行こう
って事で
この人のお店に
久々に会いに行って来た
この人
ウチナ~美容師である
彼との出逢いは
14年前...
俺がNYNYの神戸元町トアロード店で
働いてまもなくして
彼が見学に来た
少し前まで沖縄に住んでた俺は
NYNYのコトと沖縄のプレゼンを
2時間近くやったな!
彼の目は、ヤル気で満ち溢れてたなぁ
やったるでぇーみたいな目をしてた
しかも、なんか俺のことを
リスペクトしてるようにも感じた
言葉で言うなら
貴方と働きたい
ぼ、僕は貴方のような人と
働きたいんです
って
言ってる感じがした
(あくまでも言ってる感じがしただけ)
(くれぐれも言っときますが言ってませんよ)
(でもなんか誇らしげなオレやったんを覚えてるわ)
そしてそれから...
なんの音沙汰もなく
月日は流れた...
頭の片隅で気にはなっていたので
そう言えば
あの沖縄の子?
どーしたんやろ
あんな一生懸命に質問して来てたのに
しかも来る気満々やったのに
っまぁー
そんなもんやな...
人なんて
そう思うようにした
当時は死ぬほど忙しい毎日だったので
彼のことも
頭の記憶から
ドンドン薄れて行く感じやったな
でもホンマに
当時はイロイロ
大変で
事あるごとに
神戸から京都に行かなあかんかった
毎週水曜日は朝の8:00から
店長ミーティング
ホンマに毎週毎週毎週毎週
やってたな
ミーティングと言うより
詰められ詰められ詰められ
また
詰められ
それとは別に幹部会議ってのがあった
その会議は
なんかわからんけど
pm8:00~am0:00ぐらいまでやってたな
当然、その後も懇親会と言う名目で
お好み焼き屋に行き
店長同士のいがみ合いが始まり
時には殴り合いになってたなぁ
気づくと
am4:00ぐらい
そこから始発の電車待って
神戸まで出勤...
そして休みは0...
当時はまだ店舗が
10店舗チョットしかなかったので
毎月月初めに
全店の数名が集まる
グランドスラムと言うのがあるのですが
(今もグランドスラムはあるけどねぇー)
(当時はもちろん京都に集合!)
その月の目標を言ったり
決意をみんなの前で伝えたり
ええ話が聞けたり
この集合会の時は
なんとなく朗らかな社長の顔が見れた
(会議の時はいつも社長にはみんな)
(ビクビクしてたな!)
(いまの店長達にはわからんやろけど)
(未だにオレ達は)
(社長にビクビクしてんねんで実は...)
そんなグランドスラムの
プログラムの中に
新入社員の紹介があった
あん時の1ヶ月で中途採用の人数は
半端なく多かった
だいたい10名ぐらいは
平気で入社してた
でも退社も半端ない
出入りが半端なさすぎて
誰が入ったとか辞めたとか
ほとんど管理できてへん状態やったけど
一応グランドスラムでは
自己紹介があった
グランドスラムに参加してるほとんどの
スタッフが
自己紹介してても
ふぅーん
って感じ
そりゃそやわな
入ってきてもすぐ辞める人もいるし
いちいち関心持ってられへんもんな!
っまぁー
ええ空気ではない中で
新入社員は自己紹介をせなあかん状態
俺の時は
風船持ってロボットダンスしたな
最後に風船パァーンっ割って
ウァーってなったのを覚えてるわ
(しかもメッチャ変な格好しとったなあん時のオレ)
(っまぁーイヤな顔する奴もおったなぁー)
(自分より目立たれるんがイヤなんやろな)
(でも、そんな奴を見てるのはオモロかったな)
そんな
自己紹介の時に
1人1人
自己紹介して行ってたら
なんか
見覚えのある風貌の奴がいる
んっ...
あっ!
あいつ沖縄出身の奴や
(前置き長すぎやな)
なんであそこに立っとるんやろか?
そして彼に順番が回ってきた
明らかに緊張しとるな...
「今月から...
...
....
長岡天神店で
働かせていただくことになりました
津波と申します
...」
んっ...
長?長岡?
長岡天神店?
何でや!
あいつ
俺とどうしても働きたいって言ってたのに
(何度も言うが言ってませんよ)
なんで長岡なんや!
っとまぁー
こんな感じで
津波は長岡に入社した
そこから
数年はエリアも違うので
会うこともなく
おそらく津波も俺のことを
覚えてないやろ
そぉー思ってたら
とある日に
津波と話す機会があって
津波がこう言ってきた
すいません
ホントはいち早く小崎さんの所に
ご挨拶に行かなければいけなかったのに
何年も経ってしまい
ホントは僕
神戸で働きたかったんです
でも
なんでか?
部長さんに
(当時の僕の上司です)
「お前は京都の方がええぇわぁー」
って言われて
長岡天神店で働くことになったんです
なんで
神戸じゃなかったんでしょうか
未だにわからないんですけど...
なんとも
切ない話やな
ただ一つわかったことは
意外と
俺の言ってることも
まんざらではなかったって事やな
でも
津波よかったな
長岡天神店で
こんなにこんなに
立派になって
ホンマに嬉しく想います
この日の夜も
美容学校の先生との懇親会に
津波も参加して
熱い想いを語り合ったなぁー
ええ想い出が出来たわ
っと...
今回のBLOGの醍醐味は
ココからですよぉー
そんなウチナ~出身の
津波が
オススメする
沖縄来たらコレは外すな!
まず一つ目は
沖縄ソバ屋
「末屋」
津波の店から
チョット車を走らせた
よーわからん路地裏の路地裏の
山の上?
みたいなとこに
お店はあるんやけど
ホンマに地元の人か
紹介しかわからん感じやな
そこの
お店のソバがコレ
ヤバイなぁー
このソーキそば
何よりも
このソーキ見た事ないわ
しかもメチャクチャ美味い
店内もかなり落ち着いた感じで
雰囲気最高...
オープンから
満席状態やった
ここは是非沖縄来たら
行ってーぇー
通販でも買えるみたい
ちなみに通販合わせて
ここで7000円も使ってもうたわ
隣の人も10000円ぐらい使ってたし
その隣の人も
10000円ぐらい使ってたな
ここの1人客単価
いったいなんぼなんやろか?
ソバ屋やで...
凄すぎるマジで!
でも
マジで美味しいで!
ちなみに
ここのお店に俺たちの後で入ってきた
どう見てもお金持ちの2名の女性(60代...かな)
1人の女性は全身ヒョウ柄
その人に声をかけられた
ヒョウ柄女性「すいません...」
俺「はい....」
ヒョウ柄女性「ちょっと関係ないこと聞いていいですか...」
俺「あっ....はいっ.....」
俺の頭の中によぎったのは
よくTVでられてる方ですよね...
ってくるはず!
(これはホンマによぉ〜言われんねん)
(ホンマやで...)
ヒョウ柄の女性「2人は双子ですよね......」
俺・吉川「............」
俺「違います...」
チィ〜〜〜ン
お互いがお互いの目を見ながら
数秒が流れた...
また沖縄で
変な想い出が出来ました
そしてもう一つ
どちらか言えば
コッチの方を津波は
ゴリゴリ押してきてた
「小崎さんチュウカイカご存知ですか?」
チュウカイカ?
よーわからんフレーズ言うとるなぁ?
「これがケンミンショーに出ないのは
おかしいですよ
今、実は沖縄名産チュウカイカを
ケンミンショーに投稿してるんです
なかなか当たらないんですけど
とにかく美味しいんです」
なんでもチュウカイカとは
「中華イカ」らしいんですが
どこのスーパーでも売っている
定番のイカ料理らしい
(関西のスーパーでは見た事ないなぁー)
津波のお店で
沖縄県外から来たお客様
30人に「中華イカ」知ってますか?
って聞くと30人中1人しか知らなかったようだ
沖縄の人に聞いたら100%知っていたそうな
そんな「中華イカ」を帰るまでに
必ず食べて帰って下さいね
って言われてしまい
微妙に時間の無い俺達は
戸惑いを隠しきれないそぶりをするにも
かかわらず
津波はキラキラした目をしながら
「小崎さんには絶対食べて欲しいんです」
14年前を思い出させるような
この会話...
最終日のフライト数時間前
空港に向かう俺達は
何気なくスーパーがあったら
スーパーに寄る予定だった...
でも...
空港の近くには
全くスーパーが見当たらなかった
「おい、スーパーないぞ」
僕が言うと
吉川「もぉーえーぇやろ」
俺「でも、あんな熱ぅー言うとったぞ」
吉川「アホ!もぉー時間あらへんわ飛行機飛んでまうぞ」
俺「でも、あんな言うとったんやぞ」
吉川「.......」
俺「今回も目標は達成せなあかんで」
吉川「.................」
その瞬間
吉川取締役は
「わかった!つかまっとけ!吹っ飛ばされても知らんぞ」
って言わんばかりに
(そんなコトは一切、言ってません)
車のハンドルを握った
俺の中では映画のワンシーンのようだった
こんな感じだ
そんな感じで
ナビ入れて
時間ない中で
MAXValuへ「中華イカ」買いに行った
お魚コーナーに行くと
探すまでもなく
津波の言う通り
堂々と「中華イカ」が、これでもかって
言わんばかりにずらぁ〜〜〜〜〜〜って並んでた
ただひとつ言えるのは
ホンマに、こんだけ並んでるけど
なくなるんやろか
「中華イカ」
津波「中華イカを
沖縄のもずくの中に入れて
刻んだキュウリ入れたら
最高なんです!」
ホンマにキラキラした感じで言うとったな
とりあえず
「もずく」やな
沖縄の「もずく」美味しそうやな
しかもメッチャ売ってる
あとキュウリキュウリ
これこれ
キュウリは普通やな
よっしゃ〜
お金払お
お金払お
ピッ
ピッ
ってキャッシャーでの会計が始まった
心の中は
「中華イカ」のことでいっぱいである
そして
キュウリのお金を打とうとした時
津波の一言が頭をよぎった
津波「中華イカを
沖縄のもずくの中に入れて
刻んだキュウリ入れたら
最高なんです!」
ん・・・
そう言えば
津波
刻んだキュウリって言ってたな...
刻んだキュウリ
ッガァ〜〜〜〜ん!!!
このキュウリ
まんまのキュウリや
まさにッガァ〜〜〜んである
このままでは
目標が達成出来へん
ん〜〜〜〜〜〜〜
しゃぁ〜〜〜〜ない
キャッシャ〜終わらせた
キュウリ持って
走ったところは
ココである
スーパーの仕込み室
お惣菜とか唐揚げとかを
タッパに入れてるスーパーにどこでもある場所
そこに行き
物欲しそうな顔で
中のおばちゃんに
目で合図を送る
そしたら中から
おばちゃん出てきてくれた
俺「すいません...この...キュウリ...刻んでください」
おばちゃんが俺の顔見るなり
半笑いになり
おばちゃん「どんな感じで...刻みますか」
OH!刻んでくれる
なんと快くキュウリを刻んでくれるみたいだ
おばちゃんは俺の買い物した袋の中からキュウリをおもむろに取り
すぐさまキュウリの刻みをしてくれた
出来上がったキュウリがこれ...
これで心置きなく
「中華イカ」を食べることができる
車に戻ると
今か今かと待ちくたびれた吉川さんがいた
そりゃそやな
ただでさえも疲れてんのに
それにただでさえも時間押してんのに
「中華イカ」やもんな
そして
空港のラウンジで
「中華イカもずく刻みキュウリ」を作るのである
空港のラウンジで「中華イカ」を食べる勇気...
なかなか、やりたくないもんやな
でも目標達成の為なら
しゃぁ〜〜〜ない!
そして
出来上がった
「中華イカもずく刻みキュウリ」
ん?
どちらかと言うと
「刻みキュウリもずく中華イカ」盛り付けの順番的に
そして食べてみた
(空港のラウンジです...)
「うまい!」
是非沖縄に来たら、スーパーに行ってください
くれぐれも最終日にしないように
ホンマに空港近くにスーパーないから
津波ありがとうな
「中華イカ」がケンミンショーになること願ってるわな
沖縄に「感謝」
車からしか海見れへんかったけど
やっぱり沖縄の人の心は素敵でした
本当にありがとう...
そしてもう一つ
学校周り大変やな...
ツクヅク思ったな
たくさんの美容学生にNYNYを知ってもらう為に
たくさんの美容学生にNYNYの魅力を知ってもらう為
日々日々遠出して夜通し話ししてる
この人にホンマ感謝やな
誰もが見えないところで
影の「力持ち」をやってくれていることで
俺たち営業部は何の気兼ねもなく
営業に専念できてる
さぁ〜〜〜〜12月がもう間近
美容師の美容歴は
12月を何回過ごしたかが
美容歴
美容師本番の月がやって来た
今年も気合入れて
お客様の新年を精一杯幸せに過ごしてもらえるように
がんばろ
しかし
なかなかハードな数日間やったな...
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